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ビールストーン お茶の葉入り仕上げ
ビールストーン お茶の葉入り仕上げ
投稿日:2020年03月26日 (木)
ビールストーンにお茶の葉を入れられないかというご依頼を設計士の方からいただきました。
ご依頼の店舗は渋谷のカドーナチュールというお店で、自然からの贈り物というコンセプトのスイーツ&ティーショップです。
お茶の葉をどういったものにしようかとお客様と打ち合わせし選定をしましたが、
お客様がお店で使用する然茶というお茶の葉になりました。
自然からの贈り物というお店のメッセージを仕上げの中に込めたかったという部分もありますが、このお茶は固い部分が多いため、ビールストーンに混入してもうまく表面に出てくるのではないかと考えたからです。
骨材と茶葉を隙間を開けてまばらに表面に出したいというご要望に合わせ、
このようなサンプルを作成し、承認いただきました。
実はこの仕上げにはお茶の葉を入れた以外にももう一つ特徴があります。
それは玉石を入れたことです。
四角い部分がお茶の葉、丸い部分が玉石です。
2つの形状のコントラストが面白い仕上げになりました。
混入するお茶の葉と比べるとこんな感じです。
研がれた骨材の断面が丸く出て、ポップな印象を与えます。
この仕上げを壁面に施工するということだったので、
玉石を混入する方法を台湾の洗い出しシートを使用して施工することにしました。
台湾の洗い出しシートを使えば、壁面に均一に玉石を張ることが出来ます。
その上に茶葉を混入した目地材を塗りつけ研ぎ出せば、茶葉入り玉石の研ぎ出し仕上げが仕上げることが出来ます。
壁面に洗い出しシートの張り付けが完了しました。
次はお茶の葉入りの目地材を塗りつけます。
施工と仕上がりは次回のブログでご紹介します。
ブログ:ビールストーン カフェに施工 お茶の葉を入れた仕上げ
https://www.haradasakan.co.jp/10777/