タイル職人をなりたい職業へ
タイル職人をなりたい職業へ
投稿日:2020年09月01日 (火)
代表の原田です。
原田左官で取り組んでいる「タイルの魅力発信プロジェクト」。
タイルの魅力を再発信することで、タイル張りを職業として目指す人も増やしていく取り組みです。
「タイル」というとどういうものか誰もが想像つくと思います。
土を焼いた建材、プレスされた建材。
しかし、タイルを張るという職業になるとどうでしょう?
タイル張り職人という仕事。
実は左官以上に一般の人には馴染みがない仕事のようです。
左官職人が全国で50,000人前後と言われていますが、タイル職人は全国で実は16,000人程度だそうです。(タイル工・ブロック工が混在してしまうため、正確な数字は掴めてなく、実態はもっと少ないようです。)
タイル職人は30年くらい前、全国に5万人くらいいたと言われていますが、現在は半分以下の人数になってしまいました。
ネットで「タイル」を仕事として調べても「タイル屋の時代は終わった」と出てくるように過去の職業になりつつあるようです。
確かに住宅工事において、昔は必ずタイルを使っていた部分がどんどん他の素材に変わっています。
風呂場はユニットバス
外壁はサイディング
キッチンはパネル
出番は玄関ポーチくらいしかありません。
しかし、インテリア建材として「タイル」を調べるとカラフルで美しいものがたくさん出てきます。インテリアの写真サイトを見ても
「憧れだったタイルでのキッチンが完成!」
「タイル張りで素敵な空間に」
とタイルが良いイメージで扱われています。
こうして考えると、タイルを張るという仕事はまだまだ世の中から求められているのです!
そのギャップを埋め、タイルを職業として目指す人を増やしていきたい。
そう考えています。
また、タイルを使いたいけどどこに頼めばよいかわからない・・・
工事を頼んだけど、仕上がりがイマイチだった・・・
など湿式工事にありがちな、問題点も解決していきたいと考えています。
言うならば
「今の時代に合ったタイル職人を育てる」
そういう取り組みを当社で行っていきます。
「憧れのタイルを綺麗に張ってくれる」
「思った通りに素敵に仕上げてくれる」
インテリアタイルの得意な職人を育てていきたいです。
(原田左官 インテリアタイルの施工例 ガラスモザイクタイル)
(原田左官 インテリアタイルの施工例 テーブルトップ ランタン)
理想は「想像以上の出来栄えです!」と言われるような職人集団です。
それが出来れば、タイル屋の未来は明るい!
今も10名のタイル職人、見習さんが当社で活躍しています。
当社で微力ながらタイルの魅力をPRし、お客様が求めているタイルを仕上げられる職人を育てていきます。
新しいタイルの仕事を目指したい人は是非チャレンジしてください。
採用についてはこちらへ
採用サイト一覧ページ
https://www.haradasakan.co.jp/recruit/
写真引用元:タイルパーク https://tile-park.com/