タイルの魅力発信プロジェクト 内部床をキーセル速乾バサモル施工
タイルの魅力発信プロジェクト 内部床をキーセル速乾バサモル施工
投稿日:2020年10月19日 (月)
原田左官の新しい取り組み「タイルの魅力発信プロジェクト」。
その一環としてタイルのショールームを作っています。
名前は「タイルライブラリー(TILE LIBRARY)」。
タイルの魅力を発信する場所として活用していきます。
「タイルの魅力発信プロジェクト」についてはこちらから。
ブログ:新しい挑戦! タイルの魅力発信プロジェクト
https://www.haradasakan.co.jp/11497/
この場所は元々お蕎麦屋さんだったところで、倉庫として使用させていただいていました。
オーナーさんのご厚意があり、今回、タイルのショールームとして改装させていただいています。
この奥の部分は一段上がり、カウンターを設置します。
右側にはトイレが設置されます。
配管があるためこの部分は約200mm上げることになりました。
床を上げるにあたって、せっかくなので、ドイツキーセル社の速乾バサモルを試しました。
まずは枠を組んで硬質ウレタンフォームで嵩上げします。
そこにキーセルのE500という特殊セメントを打設します。
動画:モルタル工事|速乾モルタルE500で室内床を施工【有限会社原田左官工業所】
この材料はいわゆるバサモルタル。
特殊な点は施工後なんと2時間で歩行が可能!
2時間後にタイルや石などの仕上げをすることも出来ます。
アルミ定板とスチロール鏝で均し、仕上がりの状態はこちら。
この材料は打設後2時間で歩けます。
それだけではなく、打設2時間後でハンマーで叩いても壊れない強度が出ています。
この材料の凄さがこれ!
この材料を使えば、床が下がっているところのタイル復旧など1日で施工が可能です。
人を何時間後には歩かせなければならないような、駅構内での復旧工事、デパートの改装工事にはピッタリの材料です。
過去には無理やり復旧してしまい、タイルが浮いた、直しに余計手間がかかったということも多かったですが、このキーセルE500と専用の張り付け材を使えば短時間で厚みがある部分のタイル復旧をすることが出来ます。
このタイルライブラリーではそんなタイルの新しい施工法にもチャレンジしています。
タイルライブラリー床施工の続きはこちらから
ブログ:タイルライブラリー 床 タイル面に直接セルフレベリングが流せるプライマー
https://www.haradasakan.co.jp/12195/