原田左官ブログ

ビールストーンをパネルに施工

ビールストーンをパネルに施工

投稿日:2020年12月07日 (月)

原田左官が行っている「タイルの魅力発信プロジェクト」。
タイルショールームの工事が大詰めになっています。

前回はこちら
ブログ:タイルライブラリーに「MIPA」イタリアテラゾを磨いて仕上げ
https://www.haradasakan.co.jp/12481/

今回、お伝えするのはビールストーンの施工。
この木パネルに塗っていきます。

木下地のパネル
(原田左官タイルライブラリー ビールストーン用の木下地)

木下地のパネル

何故、木のパネルにビールストーンを施工しているかというと、最近のテラゾ仕上げへのご要望にお応えするためのテスト施工です。

パネルにテラゾを塗るということは、床面に施工するのと同じ状態で施工できます。

木下地のパネル

30mm程度の大きな骨材や石の端材など壁面では塗り付けることが出来ないものでも、パネルで仕上げて、それを壁に貼り付けることで、大きな石のテラゾ仕上げを実現可能です。

その他にも
・特注の仕上げが出来る
・現場に合わせたサイズで製作できる
・壁面でも大きな骨材のテラゾ板を製作できる
など、左官工法をパネル化することでのメリットは非常に多いのです。

大きな石を入れてビールストーンを塗りつけた状態がこちら。

黒いビールストーンを塗りつけた状態の木下地パネル
(原田左官タイルライブラリー ビールストーン黒の塗り付け)

乾燥後、研磨仕上げをしていきます。

黒いビールストーンを塗り乾燥後の研磨をしている様子
(原田左官タイルライブラリー ビールストーン黒の研磨)

今、2m程度の大判のテラゾやタイルが流行しています。
1枚で大きく見せられるのは非常に魅力的ですが、多くが輸入品のため在庫がないことが多く、欲しいものが欲しい時に手に入らないという問題点もあるようです。
今回のようにテラゾパネルを製作して現場に張り付けることが出来れば、短期間のご希望の納期に間に合わせることができ、ギリギリまでテラゾ面の色やデザインを考えたいというデザイナーの方たちの悩みも解決できるのではないでしょうか?

テラゾパネル施工。
原田左官の新しいチャレンジです。

今回のビールストーンパネル、研磨仕上げについてはこちらから
ブログ:ビールストーンをパネル施工 研磨工程
https://www.haradasakan.co.jp/12513/

タイルライブラリーではこのような新しい取り組みも見せられる場所にしたいと考えています。
現在、内覧できるようになっております。
ご希望の方は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
お仕事に関するお問い合わせフォーム
https://www.haradasakan.co.jp/contact/works_form.php

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