土の仕上げ「風土」テーブル・テーブル脚に施工
土の仕上げ「風土」テーブル・テーブル脚に施工
投稿日:2022年04月25日 (月)
代表の原田です。
今回は土の仕上げ「風土」の施工のご紹介。
原田左官オリジナル仕上げ「風土~FUUDO~」は天然土の仕上げ材です。
1mm程度の薄塗りでテーブル天板や床にも使える強度がある土の仕上げです。
表面は天然土そのままなので、優しい色合いと柔らかな肌合いがある自然を感じさせる仕上げ材です。
その「風土」をテーブルと脚に施工しました。
仕上がりはこちら。
こちらは足の部分に白土の仕上げです。
今回は金物で作られた下地に風土を塗って仕上げました。
下地の状態はこちら。
ここに風土を仕上げていきます。
中堅職人のFさん、Yさんが仕上げました。
なかなか左官では普段塗らないような細かい形状。
様々な鏝を駆使しながら丁寧に仕上げていきます。
特に大変だったのはテーブルの脚。
これは一筆書きでテーブルの脚を作ったもので、曲線が曲がりながらテーブルの脚になっています。
左官的にはなかなか難しい仕上げ。
中塗りした状態がこちら。
これを調整して、きめ細かい肌の土の表情に仕上げていきます。
改めて完成がこちら。
この形状、当社の職人さんたちが苦労して仕上げてくれました。
拘っただけあって、土の柔らかな印象を伝えられる仕上げになったかと思います。
土の仕上げ「風土」。
ボロボロしない、でも優しい土の肌を作る
現代の空間に土を取り入れてみてはいかがでしょうか?
クライアント・写真提供:有限会社KuRoKo
この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ