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長坂真護氏のFULLMOONをタイルライブラリーに展示中です
長坂真護氏のFULLMOONをタイルライブラリーに展示中です
投稿日：2023年08月21日 (月)
代表の原田です。
今回はアート作品の展示のお知らせ。
アフリカのガーナを中心に活動している芸術家、長坂真護氏のFULL MOONという作品を原田左官のタイルライブラリーで現在、展示しています。
（長坂真護 FULLMOON）
この作品、越前和紙が使用されていて、ところどころ真珠があしらわれています。
満月のまわりは櫛模様の左官仕上げ、スワロフスキーのガラスも組み合わされています。
長坂真護さんと言えば、有名なものはスラムに集まってきた廃棄物で作ったアート作品。
このタイルはそのようなものの一つです。
（廃材を活用したタイル MAGOタイル）
長坂さんは貧困と環境問題を同時に解決する仕組みとして「サスティナブル・キャピタリズム」を提唱して活動している方です。
電子機器部品が廃棄物として集められる、そこから価値のある金属だけを取り出すために燃やす、有毒ガスを吸い続けるため、健康被害が発生している、空気も水も汚染されている。
危険な仕事だが、これしか仕事がない。
こういうことがガーナのアグボグボロシーで起こっています。
長坂さんはその問題をアートという側面から解決する活動をしています。
廃棄物で作品を制作し、そこから生まれた資金で現地にアートギャラリーを作り、リサイクル工業を建設、雇用の創出を目指す取り組みを続けています。
その長坂さんの作品を当社のタイルショールームで一時的にお借りして展示しています。
作品は「FULL MOON」。
ここには電子部品の廃棄物はありませんが、規格外の真珠を使ったアート作品になっています。
長坂さんの思いはMAGOタイルから感じていただければと思います。
アートの鑑賞方法はひとそれぞれ。
お近くの方は是非、タイルライブラリーでこの作品を間近にご覧いただければと思います。
タイルライブラリーは現在、ご予約制になっています。
こちらの問い合わせフォームより、お申し込みをお願いいたします。
■お仕事に関するお問い合わせフォーム
長坂真護さんの展示会が8/16-22まで日本橋三越本店で開催されます。
そちらには多数作品が展示されていますので、よろしければ日本橋三越の個展も併せてご覧いただければと思います。
この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
（一社）日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ
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