ジョリパット施工店会 高意匠のジョリパットを施工
ジョリパット施工店会 高意匠のジョリパットを施工
投稿日:2023年11月20日 (月)
代表の原田です。
今回はジョリパットの話。
アイカ工業のジョリパット、左官と塗装の中間のような仕上げができる材料です。
この商品、仕上げ材としてはめずらしい超ロングセラー商品です。
1975年発売から実に約50年、仕上げ材として使われてきました。
(アイカ工業WEBサイトより)
この昔の缶、かなり懐かしいです。
当社も1980年代後半から施工に関わり、商品開発に携わったこともあります。
アイカ工業の開発の方と共同で作った仕上げ模様も今でもカタログに掲載されています。
そのように業界に深く浸透しているジョリパットですが、発展し続けています。
アクリル樹脂系の弱点である色褪せを解消したジョリパットインフィニティ、日本古来の白や黒の漆喰表現ができるシックアートなど次々と新しい高機能・高意匠の仕上げシリーズが出ています。
その中でジョリパット施工店会という組織が、2014年から動いています。
誰もが扱えるジョリパットという商品ですが、最近ではジョリパットでも高意匠のものが多くなり、仕上がりの品質確保のため施工店会のみで扱う製品も出てきています。
ジョリパット施工店会限定の製品が下記のものです。
・モルタルアート
モルタル調の肌を作ることが出来る仕上げ。
床に使えるフロア仕様、家具に使えるファニチャー仕様もあります。
・マニッシュアート
コンクリートの力強さと重厚感を表せる仕上げ。
コンクリート打ち放し調、木目調、コタタキ調があります。
・メタリアート
渋い輝きの金属肌を見せることが出来る仕上げ。
エイジドメタル調の質感を表すことが出来ます。
ジョリパットの良さは安定した発色と高い意匠性です。
実はまだまだ見たことのない意匠も開発されつつあります。
このロングセラー商品、ジョリパットを使って左官業界も一緒に発展できればと思っています。
当社のジョリパットの施工例の一部はこちらです。
この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ