モールテックス社内講習会を開催しました。
モールテックス社内講習会を開催しました。
投稿日:2016年06月27日 (月)
工事管理部の奥村です。
5月26日のブログにBEAL社による講習会を受けてきました。
その際のブログはこちらです。
ブログ:モールテックス講習会に参加してきました
https://www.haradasakan.co.jp/1649/
リンク先にもありますが、数多くのモールテックスの案件をこなしてきましたが、
物件の数だけ新たな疑問や、「こうしたらもっと上手く出来るのでは?」との
想いがありました。そこで製造元であるBEAL社の講習会を再受講し、そこで
学んだ事を理解した上で原田左官としての対応力と技術力を上げるべく
社内講習会を開催しました。
まずは座学から。
私が先生です(苦笑)。
BEAL社の講習会をベースとして、実際に施工した際に感じた疑問点や改善点を反映
させた講習会資料を作成しました。より実践的な座学になったと思います。
左はMさん。MさんにもBEAL社の講習会に出てもらっています。原田左官で
一番モールテックスを施工しているので状況に応じた施工方法を職人レベルの
視点で解説してくれて非常に助かりました。
その後は実習。材料の練り方、色粉の混ぜかたのポイントをレクチャー。
主材や色粉、そして混和材、その他添加材の役割や入れるタイミングや注意点を
的確に伝えます。マニュアルだけではないプラスアルファがポイントです。
いよいよ塗り作業。
まずは見本から。一般的な左官材とは塗るときのポイントが異なるのでその点を
注意してほしいとのアドバイスがありました。
その後みんなが塗ります。
今回は若手職人が対象でこれぐらいの薄塗りは簡単に仕上げるのですが、
やはり材料に癖があるのか、なかなか思うように仕上がるのが難しいようです。
OさんとYさん。右のOさんはMさんと同じく、原田左官でモールテックスを一番
施工している人の1人です。Oさんのパターンの美しさは本当に凄く、指名がある程です。
Oさんからパターンや塗りかたのポイントをしっかり教えてもらっていました。
メモを取るNさん。
体で感じたこと、教えてもらった事をしっかりメモを取る事は知識を体得する上で
非常に重要だと思います。
その後はサンディングやトップコートの塗りかた。
サンディング(表面削り)はパターンを表現する上で非常に重要な工程です。
また、トップコートにも目的に応じた複数の種類がありこれもまた重要です。
その目的や施工方法をしっかりと話して実践していました。
その後、職人同士で疑問点や思った事を話します。
いくら講習会で学んだとしても実際の施工になると下地も変わるし施工平米数も
変わるので思った通りにいかない事もあります。しかし、今日学んだ事をベースに
職人さん達の技術力、そして対応力で現場が納まってお客様に満足していただければ
いいなと思っています。
今後とも、他社とはひと味違うモールテックスの施工をご期待ください!