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建材フォーラム座談会 湿式業界の進むべき道
建材フォーラム座談会 湿式業界の進むべき道
投稿日:2018年04月30日 (月)
代表の原田です。
湿式業界の応援誌「建材フォーラム」の創刊500号記念特集として、座談会があり、参加をしました。
座談会のタイトルは「湿式建材業界の進むべき道」。
NPO法人湿式仕上技術センター顧問の小俣先生をはじめ、
業界・学会をリードする方が集まった座談会でした。
そこで印象的だったお話は「左官の持つ意味が伝えきれていない」現状という点。
左官の良さをユーザーさんにしっかりと伝えきれていないという話は以前から出ています。
ユーザーさんに左官を「知ってもらう」ということはもちろん重要だが、それ以上に「感じてもらう」ということが大切であるということでした。
左官の良さを感じてもらえる場所があれば、左官の持つ良さを伝えることが出来るのではないだろうか?
当社のサカンライブラリーだけでなく、左官の良さを見て、触れて、感じられる場所がこれからより必要になる。
そのように感じた座談会でした。
私の話は「小ヒット、中ヒットを重ねる」こと。
今、世の中では好みが細分化され、一昔前のように音楽でもファッションでも大ヒットというものは無くなってきている。
これは左官仕上げのようにカスタムメイドに作る仕事にとっては追い風だと思います。
誰もが同じものを持っていた時代から人と違うものを持つ時代になる。
そうなれば左官のようにオリジナリティ豊かに作れるものはどんどんと選ばれるのではないか?
大ヒットは望まず、好きな人、左官のファンが一定数いるというポジションが作れたらいいのではないかと思っています。
それにはちゃんとした技術がある職人が必要です。
「PR」と「育成」の両輪を回していき、続けていくことが出来れば、左官の未来は明るいのではないかと思います。
詳しくは建材フォーラム2018年4月号をご覧ください。