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ベニヤ アク止め1
ベニヤ アク止め1
投稿日:2016年03月05日 (土)
・過去のブログからのお知らせ記事です。
ベニヤのアク止め処理①
現代の工法では内部は石膏ボード下地が多くなっています。
しかし、石膏ボードの下地では釘打ちに向かない、荷重がかけられないため、
壁掛けテレビを付ける場所などはベニヤを張るようになります。
しかしこのベニヤは左官仕上げをするに当たってはちょっと厄介な下地です。
ベニヤ面は木のアクを左官材料が吸い上げ、仕上げた面にシミが出てしまうことがあります。
漆喰などは素材が強いため、アクを吸い上げる傾向が多いようです。
ベニヤの面に石膏などの下塗りを行っても
仕上げ材を塗るとベニヤ面からアクを吸い上げ表面にシミが出てしまうというケースもあります。
アクを出さないためには、
ベニヤの面と左官仕上げの面を完全に縁が切れるように塗膜を作ること
が有効です。
当社では現在、3タイプのアクドメ処理を採用しています。
①液体タイプのアクドメ材
②左官下塗り材にアクドメ材を混入したタイプのもの
③ビニルクロスなどを張ることにより下地と縁を切りアクドメをする
今回は①のタイプの紹介です。
アク止め処理を行い、ベニヤ面を左官の面をしっかりと縁を切って
アクの発生を防ぎます。
すこしテカッているのがアク止めを塗った面です。
強力な塗膜でベニヤのアクをシャットアウトする方法です。
左官工法のアクドメの中でももっともポピュラーだと思われます。
次回は②左官下塗り材にアクドメ材を混入したタイプの紹介です。
ブログ「ベニヤ アク止め2」はこちら
https://www.haradasakan.co.jp/829/