原田左官ブログ

ベニヤ アク止め2

ベニヤ アク止め2

投稿日:2016年03月05日 (土)

・過去のブログからのお知らせ記事です。

ベニヤのアク止め処理②

左官下塗り材にアクドメを混入してあるタイプの下塗り材
下塗り施工のときにアクドメを兼ねているという利点があります。

前回の液体のアクドメ材は完全に乾燥しないと
塗膜が形成されず、アクドメの役割を果たさないため、
乾燥したかどうかの見極めが重要でした。

左官下塗り材にアクドメが混入されているタイプのものは
下塗りのため、基本的には翌日以降で無いと
仕上げ施工へはできないのですが、
そのため、あせって仕上げ材を塗ってしまいアクが出たというような
トラブルがありません。

その代わり、施工日数が掛かります。

当社では
色の強いベニヤ面などには
液体のアクドメをし、
更に左官下塗り材にアクドメ混入タイプを塗って
万全な施工をします。

というのは①の液体のアクドメ材を何回も塗ってアクドメを施しても
アクが発生することがあるためです。
アクが出てしまうとせっかく仕上げた面がやり直しになります。

アクドメをやりすぎてダメだということは無いので、
できる限りアクが止まる施工を行います。

次回は③ビニルクロスなどを使ったアクドメの紹介です。

ブログ「ベニヤ アク止め3」はこちら
https://www.haradasakan.co.jp/837/

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