見習いから職人になる日 年明け披露会
見習いから職人になる日 年明け披露会
投稿日:2019年04月22日 (月)
4月20日に原田左官工業所の年明け披露会が開催されました。
年明け(ねんあけ)とは当社の独自の呼び方で正確に言うと年季明け(ねんきあけ)。
昔の習わしで奉公する期間が終わる、修業の期間が終わることを言います。
当社の場合、4年間が見習いという修業の期間。
それが終了すると年季明けとなり、職人さんの仲間入りをします。
昔は職人と見習いの待遇の差はものすごく大きいものだったので、晴れて職人になるというのは非常にうれしいことでした。
今は見習い期間も社員として育てられますので、昔ほどの待遇の差はありませんが、やはり立場が職人になるというのは非常にうれしいものです。
もちろん4年間で左官の仕事を全て出来るようになったわけではありませんが、基礎は身に付き、これから職人として生きていくことが出来る。
左官職人・タイル職人の入り口に立てたというようなイメージです。
当社では4年間が終了した4月に年季明けしたことを会社全体にお披露目する会を開いています。
それが年明け披露会。
今年も晴れて2名が職人の仲間入りをしました。
左官組合から発行される見習工修了証を授与されます。
こうやって会社全体で年季明けの2名をお祝いします。
職人の入り口に立ったこれからがスタートです。
左官の技術を受け継いで、自分という職人像を作り上げていってください。
4年間頑張ってきた梅田さん、津田さん。
これからの活躍を期待しています!
現場で会ったら是非、2人に温かい声をかけてください。
よろしくお願いします。