新しい左官壁「Polible(ポリーブル)」について
新しい左官壁「Polible(ポリーブル)」について
新しい左官壁「Polible(ポリーブル)」について(原田宗亮)
今回は新しい左官壁「Polible(ポリーブル)」についてです。
Polibleの特徴は、
左官仕上げ特有の模様がありながらスタッコのようなツルピカな壁を表現できる点です。
ポリーブル 施工例などはこちら
Webカタログ:ポリーブル
https://www.haradasakan.co.jp/webcatalog/webcataharada/webcatapolible/
今までよくデザイナーさんから、
「スタッコのようなツルツル感が欲しいけれど、厚みの感じられる壁にしたい」
というご要望を頂いていました。
当社でも、スタッコに骨材を混ぜて厚みをつけたり、
厚みのあるモルタル材などを金ゴテでツルツルに仕上げてみたりと試行錯誤を繰り返しました。
今回、ついに納得がいくレベルまで完成度が上がり、ここで発表をします。
まずはフラット磨き仕上げ
アートランダム磨き仕上げ
ひきずり磨き仕上げ
この素材の特徴は、
光沢が出せること、
塗り方で凹凸をつけることにより、光る部分・光らない部分のコントラストを作ることが出来ます。
勿論、よりフラットな仕上げにも対応可能です。
フラットの場合も厚みが感じられる、質感が残る仕上げになります。
調色も可能です。
黒に着色しました。
この仕上げ名の由来は
Poli (フランス語で磨かれた、光沢のある、上品なという意味)と、
Lible(フランス語で自由な、とらわれないという意味)を組み合わせた造語です。
新しい素材のため、まだまだ施工事例が少ないですが、何点かご紹介します。
立体のユニコーンオブジェに対して施工
(これは白にグレーを混ぜ、マーブルに施工しています。)
そのユニコーンの黒バージョン
(これは光沢を出さず、南部鉄瓶のようなマットな質感に仕上げました。)
続いて、現場施工写真です。白のアートランダム磨き仕上げで施工しました。
(磨き壁ですが、厚みを感じられる仕上がりになりました。)
この素材はこれからまだまだ発展する可能性を秘めています。
是非、お客様のアイデアでその可能性を広げていただきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
お問合せ先
有限会社原田左官工業所
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左官のミライ通信「Sakan Concierge(左官案内人)」
発行元:有限会社原田左官工業所・株式会社エイチアール
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