樹脂系左官材 オフィスのエントランス 壁に施工
樹脂系左官材 オフィスのエントランス 壁に施工
投稿日:2020年08月13日 (木)
我々の地元、田端の北都建設様のエントランスを左官で仕上げました。
改修前の北都建設様のエントランス。
始めに頂いた情報はこちら。
エントランスの中央を濃いブルーと白の鏝仕上げにしたいというご要望でした。
上下は木目調のシート張り、
中央の切り文字が付く部分に当社で左官仕上げをします。
現場調査・打ち合わせをし、
外部でも退色しにくい樹脂系の左官材を使用することになりました。
施工にあたり、2色の色の混ぜ方が今回のポイント。
ブルー、白の2色の左官材で同時に塗る施工法もあるのですが、鏝を動かした方向が色の筋として出てしまい、自然な2色使いという感じが出にくいと思い、ブルーを施工し、その後、白の色をところどころ乗せるという方法を採用しました。
北都建設様とイメージを共有するため、4枚見本を作りました。
打ち合わせにより、おおよそこのようなイメージで施工することに決定。
完成した壁がこちらです。
濃いブルーの中に少し白が混ざる、まるでデニム生地のような印象的な壁になりました。
現場の壁は乾燥状況も違い、なかなか見本通りにはいかないこともあります。
今回も、少し乾いてくると白が抜けてしまったりと難しい点があり、
北都建設様に何度も確認していただきながら、作業を進めていき、
ようやくこの雰囲気を出すことが出来ました。
切り文字が付いた完成写真がこちら。
正面のスポットライトが点くとこのような色合いに見えます。
後日、夕方の写真を北都建設様から頂きました。
照明により陰影がはっきりし、色味も変わり、より印象的な壁になりますね。
原田左官ではこのようにお客様のご要望に合わせた仕上げを実現します。
是非、イメージを形にしてみませんか?
左官で出来ることは無限にあります。
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