原田左官ブログ

「戦略読書 増補版」にて「新たなプロの育て方」紹介

「戦略読書 増補版」にて「新たなプロの育て方」紹介

投稿日:2020年09月28日 (月)

代表の原田です。
早稲田大学ビジネススクール客員教授等多くの肩書きを持つ経営コンサルタントの三谷宏治氏の著書「戦略読書 増補版」に私の著書「新たなプロの育て方」を紹介していただきました。

書籍「戦略読書 増補版」表紙
(書籍 戦略読書 増補版)

高度成長期から比べ、現在、日本の競争力が落ちているのは商品・サービスのコモディティ化によるものだとよく言われています。
商品・サービスがコモディティ化することで、始めは強みになっていたが、価格が下がりいつでも他社製品に取り換えられてしまうようになってしまった。
日本の国際競争力が落ちたというのはこのようなコモディティ化によるものだと言われています。

人材においてもコモディティ化が進んでいて、替えのきかない独自の価値のある存在になろう(スペシャリティな人材)という考え方があります。

この書籍はスペシャリティ人材になるために戦略的に読書をすることを提唱し、三谷氏のお勧めの本も紹介しています。
その中で私の書籍「新たなプロの育て方」をご紹介していただきました。

私の書籍は左官業界で取り組んでいる「モデリング育成」という新しい育成方法をベースに入社した人を左官職人の入り口に連れていくという入社1年目から4年目までの当社の育成方法について解説した書籍です。

(モデリング育成とは日左連青年部の元青年部長である中屋敷剛氏が考案し、左官業界で活用している人材育成手法。名人が塗っている姿をモデルにし、ビデオを繰り返し見て、完全に動きをまねすることで左官技術の入り口をつかむことが出来る育成方法です。原田左官でもこの育成方法により、今までよりもある一定のレベルにまで早く確実に育てることが出来ています。)

書籍「戦略読書 増補版」一部抜粋、有限会社原田左官工業所代表取締役原田宗亮著書「新たなプロの育て方」紹介箇所
(戦略読書 増補版 一部抜粋)

当社の育成もまだまだ発展途上ですが、「モデリング育成」を用いて左官の技術をつかむ若い人が増えてきています。
コモディティ化人材から抜け出すために、何かの技術を身につけるというのはこれからの時代を生き抜く方法の一つかもしれません。

特殊な技術や左官のように覚えるまで時間のかかる技能を身につけることはスペシャリティな人材になれるのではないかと思います。
また、左官職人がスペシャリティ人材であり続けるためには左官の仕事を絶やさずに続けていけるように世の中にPRしていく必要があります。

今の時代に合った左官技能を磨く職人、今の時代にあう左官をPR出来る会社。
お互いで左官がスペシャリティな職業であり続けられるように努力していきたいと思います。


モデリング育成について、詳しくは中屋敷左官工業さんのサイトをご覧ください。
中屋敷左官工業株式会社:こだわりの育成・採用
http://www.nakayasiki.co.jp/company/recruit.html

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