イタリアの土仕上げ材・レンガ Matteo brioniとFornace brioni
イタリアの土仕上げ材・レンガ Matteo brioniとFornace brioni
投稿日:2020年12月25日 (金)
代表の原田です。
イタリアの土仕上げ材「matteo brioni(マッテオブリオーニ)」がいよいよ日本に入ってきました。
この材料は2017年にインテリアライフスタイル展で来日されていたmatteo brioniさんに会い、その材料に一目惚れし、2018年にイタリアゴンザーガに会いに行き、ここ数年、試作を重ねてきました。
(2017年 インテリアライフスタイル展でのmatteo brioni展示)
床や家具・椅子にも塗ることのできる土の仕上げで、もちろん強度があり、角欠けやボロボロすることがなく、ツルっとした手触りにすることもできる材料です。
椅子・テーブル天板が土仕上げ。
床も土の仕上げです。
階段や洗面所、強化したトップコートを塗ればシャワー室にも塗ることが出来ます。
そんな画期的な土の仕上げ材です。
壁だけではなく、床やテーブルにまで土の色合いや風合いを表現でき、空間に暖かみを持たせることが出来ます。
どんな色や施工例があるかは公式WEBサイトをご覧ください。
matteo brioni
https://matteobrioni.com/home/
また、それに合わせてfornace brioni(フォルナスブリオーニ)のレンガも日本でスペックされ始めています。
fornace brioniはmatteo brioni氏のお兄さんが経営しているレンガ製造の会社。
歴史は古く、代々土を扱っているそうです。
この会社の特徴の製品はこちら。
(マーブル柄テラコッタ 引用元:fornace brioni WEBサイトより)
このマーブル柄に2色が混ざり合うテラコッタを製造できるのは世界でも数社だそうです。
2形状のマーブルテラコッタを組み合わせてこんなパターン柄もあります。
その他、様々なテラコッタタイルやレンガを製造しています。
どんなものがあるかこちらもWEBサイトをご覧ください。
Fornacebrioni WEBサイト
http://www.fornacebrioni.it/
親の会社がレンガ・テラコッタを扱っていて、土を身近に感じていたので、matteo brioni氏も土の左官材を開発するようになったそうです。
今は同じ場所でFornacebrioni、matteo brioniが協力しながら活動しているようです。
土の暖かみ、土仕上げの良さは日本人が昔から身近に感じていたものです。
こういった材料が輸入されることをきっかけに日本でも土の仕上げ、素焼きタイルの良さを再認識できればと思っています。
今はコロナ渦において行き来が出来ませんが、また、土の仕上げの良さについて交流をしていきたいと考えています。
日本での今後の土の仕上げ、素焼き(テラコッタ)仕上げの広がりに期待しています。