積み上げ張りは重要な技能!技能グランプリタイル競技に出場
積み上げ張りは重要な技能!技能グランプリタイル競技に出場
投稿日:2024年02月22日 (木)
管理の堀越です。
先日、お知らせした技能グランプリも本番まで残すとこあと数日となりました。
根来(ねごろ)さんの練習にも熱が入ります。
前回のブログはこちら。
■ブログ:技能グランプリ!タイル張り競技に出場
競技のポイントは、普段の現場では採用されない積み上げ張り工法や内竹タイルや外竹タイルを使用することです。積み上げ張り工法はタイルに張り付けモルタルを付け、下から上に一段ずつ張り付ける工法で、砂とセメントと水の配合が重要になります。
精度の良い下地に張る圧着工法よりも高い技術が必要になり、現在普段の現場では採用されることは少なくなりましたが、重要なタイル張りの技術です。
これが出来ると下地の不陸がある程度あっても、張り付けモルタルで調整することができ、きれいに仕上げることが出来ます。
水糸を張り、れんが鏝で1mm単位の精度を出す工法です。
根来さんも数日間の練習によりコツを掴んだ様子です。
縦、横、床とタイル目地がまっすぐ揃っています。
このように、積み上げ張りは、今でもタイル屋さんの中でも重要な技能なのです!
練習に熱が入りすぎて腰が痛いと言っている根来さん。本番では練習の成果を発揮して金メダルを獲得して欲しいです。
頑張れ根来さん。
情報:第32回技能グランプリ
会場:北九州市西日本総合展示場等
会期:2024年2月23日(金)~2月26日(月)
この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所 取締役 工事管理部部長 堀越孝志
一級左官技能士/一級タイル技能士/左官・タイル基幹技能者
東京都タイル煉瓦工事工業協同組合理事/職業訓練指導員
左官のこと、タイルのこと、何でも対応できる。
NHK「ひとモノガタリ」では新人育成に力を入れている一面も。