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ものづくり匠の技の祭典2016
ものづくり匠の技の祭典2016
投稿日:2016年08月25日 (木)
8月10日~12日に東京国際フォーラムで日本を支えている匠の技を集めた祭典が行われました。
このイベントは衣・食・建・暮・工のさまざまな分野の技術を見て、体験できるイベントです。
東京といえば次のオリンピックの都市として決定しており、日本だけでなく海外の方へも
匠の技をPRしようと2020年までこれから5年間続けるイベントになっています。
その記念すべき第一回のオープニングを左官が飾りました。
日本を代表する左官 挟土秀平さんがオープニングアクトとして、
飛騨高山の赤土壁に鏝で題字を書きます。
オープニングアクトに合わせ、東京の左官組合が協力しキャンバスに見立てた赤土壁を塗り、仕上げます。
もうその時点から会場は熱気に包まれました。
左官が鏝を通し、平らな壁を仕上げる
我々にとっては普段の当たり前の技術ですが、
会場に集まったお客様は注目し、緊張感をもって真剣に見ていました。
普段、左官が塗っているところを見ていただく機会は少ないですが、
左官は塗るところが面白く、そしてかっこいいです!
そんな左官の良さを1000人以上の観客にご覧いただけたのが非常にうれしかった。
壁が仕上がったら、NHK「真田丸」のテーマ曲に合わせて挟土秀平さんが登場。
一気に仕上げていきます。
仕上げた文字は
「手 技 職」
これからの日本において大事なテーマだと感じました。
忘れているかもしれませんが、日本人であれば誰でも人の手で真心を込めて作ったものの良さは
わかると思います。それを改めて思い出してもらう、外国の方にも知ってもらう。
大勢の方に左官の良さを再認識していただく。
こういう機会が増えるとうれしいです。