ON THE JOB TRAINING
ON THE JOB TRAINING
投稿日:2016年09月19日 (月)
原田左官では近年、新入生の訓練に特に力を入れています。
当社では現在、4月度の新入生は入社後半年間、有期実習型のトレーニングを行っています。
いわゆるオンザジョブトレーニング(OJT)。
これは建築現場では昔は当たり前に行われていたことです。
建築業が斜陽産業になり、いつの頃からか、新人を育てる余裕がない・時間がない
と変わっていってしまいました。
当社ではOJTだけでなく、社内でのOFFJTにも力を入れていますが、
やはり現場仕事の本来の技術は現場で何回も場数を踏んで覚えていく必要があります。
現場はお客様の商品ですから失敗するわけにはいきませんが、
数をこなさないとうまくならないのも事実です。
新入生に段々と仕事を任せていきますが、大事なところは先輩が手を出し、ポイントを教えます。
当社では建築現場で行われていたOJTの良さを再認識し、
新入社員を同じ先輩につけて半年間OJTを行っています。
今回はタイル工事の現場。
目地詰めをしています。
(経験10年目のAさん)
(入社半年のI君)
現在、当社では経験10年前後の比較的若い職人さんに新入生を半年間OJT訓練させています。
教えるということは教える側の成長もあるからです。
一緒にやり、一緒の時間を過ごしながら技術を伝えていく。
技術を伝えるには環境と時間が必要。
そのことが日本では昔から行われていたのではないかと再認識しています。