原田左官ブログ

ベニヤ アク止め3

ベニヤ アク止め3

投稿日:2016年03月05日 (土)

・過去のブログからのお知らせ記事です。

ベニヤのアク止め処理③

真っ赤なベニヤ面などは何度もアクドメ処理をし、
下塗りを施してもアクが出てしまう場合があります。

その場合、
裏技というか逆転の発想ですが、
クロスを張ってしまうというものもあります。

仕上げ材がビニルクロスに塗れるものであれば
一般のビニルクロスでも構いませんが、
お勧めは左官下地用のクロスです。

富士川建材のSSシートというもので
表面に不織布が張ってあるビニルクロスです。
ビニルクロスのため、下地の影響を完全にシャットアウトしてくれるのと
不織布が左官の下塗りと同じ役割をするため
左官の下地に向いています。

アク止め下地処理  アク止め下地処理
この場合、クロスを施工するのはやはり専門の方に入ってしまうようになるため、
手間が掛かりますが、
どうしてもアクが止まりそうにないベニヤ下地の場合にはとても有効な方法です。

(写真の現場は曲線の大壁でどうしてもクラックを発生させたくないということで
SSシートを貼りました。シート状なのでクラックに対しても強いと思われます。)

当社でもこの方法を数回採用しています。

 

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