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劇団のような組織になりたい

2022.07.28

私が代表を務める原田左官は職人の集団です。会社組織ではありますが、ほとんどの人が職人さん、職人の集まりの会社です。

職人、特に左官職人というそれぞれの個性を持った人たちの集まりなので、常々私は劇団のような組織になりたいと思っています。

原田左官は会社です。正確に言うと有限会社。

なぜ、有限会社のままなのかということをよく聞かれます。

その理由は

  1. 昔、個人事業から会社組織にする際に先代の社長(私の父)が当時頼んでいた税理士先生に「お前のところは有限会社で十分だ!」と言われたのを根に持っていて、どんなに大きくなっても有限会社のまま続けてやると思った。
  2. 株式会社に変更しても良かったが、有限会社のままにしていたら、その方が今は貴重(現在は有限会社が設立できない)で、しかも左官という仕事をやっていると長く続いている会社だという印象がある方がプラスになるので有限会社として残している。
  3. 株式会社に変更した時の「株式会社原田左官工業所」というのが字面が馴染めなかったのと、他にいい社名が浮かばなかった。

そのような3つの理由があります。

資本金も有限会社としてはかなり多いので、なんで有限のままなのと良く言われますが、①の理由にちょっと拘りがあるのと(当時の税理士先生はもうお亡くなりになっていますが・・・)、有限会社であることに希少価値があるので、このままになっています。今後、株式上場することも無いので、そのままです。

タイトルの「劇団のような組織になりたい」に戻りますと、個性を持った俳優の集まり=劇団。そのような組織になりたいと思っています。

 

集団でやること、劇団でいることのメリットはこちらです。

一人で俳優として食べていくのは大変(自分が有名になる、営業、マネジメントも含めて自分がやる)だけれど、集団で行うことで、集団の中で個性を発揮することができ、個人個人以上の力を発揮できる

個人でやる場合は、自分が常にトップ俳優。ずっと自分が頂点だというのはなかなか大変。集団の場合、今回のお芝居(我々であれば現場)は私が主役(現場リーダー・職長)をやる、次は他の人が主役をやるので自分は脇役、(サブやサポート、いちメンバー)として現場にかかわる。

 

主役を張る、リーダーをやるというのはやりがいも大変さもわかる

常に緊張感のあるリーダーをやりたいタイプの人はいいけれど、常にやるのは自分は向かないというタイプの人もいる。そもそもそういうのをやるのが嫌だから職人を目指したという人もいる。

職人集団であれば、現場が終われば今度は新しい環境で新しい仕事を行う、環境や立場を変えることが出来ます。

 

その中で、もし、自分がトップ俳優になりたい、自分の顔で仕事が取ってこれるようになりたいと思えば、劇団から出て独立しても良いと思います。(会社としては正直痛手ですが・・・)

自分の顔で仕事が取れる俳優になっても、劇団と関係性が良ければ、また同じ舞台に立つ(仕事を手伝う・応援してもらう)ことは出来ると思います。

 

そんなふうに劇団のような組織になりたいと思っています。

目指すところは劇団四季。

常に止めることなく、ロングランで高いクオリティのお芝居をやり続けられる。

高いクオリティを保てる集団になれるよう目指しています!

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