2017年の取り組みを振り返りました。

2017年の取り組みを振り返りました。

今年も1年間、原田左官のメールマガジンをお読みいただきましてありがとうございました。
今回は年末号です。原田左官が今年取り組んだ現場について振り返ってみたいと思います。

今年は新しい左官技術・商品が取り入れられることが多い1年でした。
まずはモールテックス。

今年はモールテックスが本当に大ヒットしました。


モールテックスカウンターテーブル

こんな風にカウンターに塗り込むことや

モールテックスのキッチンの天板・立ち上がり
キッチンの天板・立ち上がり

モールテックスで仕上げたテーブル
テーブルの仕上げ などなど
様々なところに施工しました。


また、モールテックスを研ぎだして、よりツルツルに仕上げるという施工法も行いました。

左が通常仕上げのモールテックス 右が研ぎ出したモールテックス 艶比較画像
(左 通常仕上げのモールテックス 右 研ぎ出したモールテックス 艶感が変わっています。)

モールテックス研磨見本

研磨することでこれくらい光沢が出ます。

モールテックスの研ぎ出し仕上げのカウンター。 ツルツルピカピカな仕上げ
モールテックスの研ぎ出し仕上げのカウンター。ツルツルピカピカな仕上げです。

クラックに強く強靭なモールテックス。
これからも色々なところで活躍しそうです。


今年は研ぎ出し仕上げも非常に多かったです。


立ち上がり面を研ぎ出し仕上げ 施工中

(立ち上がり面を研ぎ出し仕上げ 施工中)

お店のカウンター 立ち上がりと天板を白の研ぎ出し

お店のカウンター 立ち上がりと天板を白の研ぎ出し

お店のカウンター 立ち上がりと天板を白の研ぎ出し
(お店のカウンター 立ち上がりと天板を白の研ぎ出し。)

アクセントにフローライトという石を埋め込んでいます
アクセントにフローライトという石を埋め込んでいます。

研ぎ出し仕上げの棚板
お店の壁だけではなく、棚板も研ぎ出し仕上げをしています。

研ぎ出し仕上げの什器

研ぎ出し仕上げの什器
こういった什器に研ぎ出し仕上げをするご依頼も多くいただきました。


従来のセメントの研ぎ出し仕上げも多かったですが、ビールストーンも非常に多く施工しました。


(ビールストーンとはモールテックスのBEAL社が発売している研ぎ出し専用の材料。従来の研ぎ出し仕上げよりも高耐久でクラックも入りにくい商品です。)

ビールストーン白 棚板を施工中
(ビールストーン白 棚板を施工中)

ビールストーンは曲げに強いのが特徴。これだけたわんでもクラックが入りません。
ビールストーンは曲げに強いのが特徴。これだけたわんでもクラックが入りません。

ビールストーン施工途中
(施工途中)

ビールストーン仕上がり
仕上がりはこのようは肌になります。

ビールストーン カウンターの使用例 4分程度の大きい石を使っています
ビールストーン カウンターの使用例 4分程度の大きい石を使っています。


レリーフ左官ステンシル工法も今年、何度も施工しました。


この工法について詳細は過去のメールマガジンをご覧ください。
メールマガジン「レリーフ左官ステンシル工法」

浅草ROXのまつり湯ではこの工法を使って家紋のレリーフを作りました。

珪藻土を使用した家紋のレリーフ

珪藻土を使用した家紋のレリーフ

珪藻土を使用した家紋のレリーフ

珪藻土を使用した家紋のレリーフ
素材は珪藻土を使っています。

珪藻土の原料販売元である昭和化学さんのオフィスでもこのレリーフ左官ステンシル工法を施工しました。

レリーフ左官ステンシル工法で珪藻土の櫛引仕上げでマークを施工

レリーフ左官ステンシル工法で珪藻土の櫛引仕上げでマークを施工
昭和化学さんのマークを珪藻土の櫛引仕上げでパネルにしています。

左官は人の手で作るが故にいろいろなアレンジが出来ます。
そういった仕事が今年は増えて、左官の面白さが段々と世の中で認知され始めていると感じています。
これからも新しい左官、左官の面白さをPR出来るようにチャレンジしていきます。
今後も原田左官の取り組みにご期待ください!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

お問合せ先

有限会社原田左官工業所
113-0022 東京都文京区千駄木4-21-1
電話番号:03-3821-4969 FAX番号03-3824-3533

左官のミライ通信「Sakan Concierge(左官案内人)」

発行元:有限会社原田左官工業所・株式会社エイチアール
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