驚きの素材も混入可能!ビールストーンにオリジナル素材を入れての施工
驚きの素材も混入可能!ビールストーンにオリジナル素材を入れての施工
強靭で割れにくいテラゾ仕上げ「ビールストーン」(Beal Stone)。
混入する骨材によってさまざまな表情を作り出せるのも魅力の一つです。
今回はこんな素材も混入できる!というビールストーンの広がる魅力についてお伝えします。
まずは変わった骨材を入れた例。
石炭を燃やした残り=スラグを骨材として使用しました。
(石炭スラグ)
こちらが石炭を燃やして残ったもの「スラグ」です。
このスラグを骨材にし、ビールストーンでテーブルを作りました。
このお店の地域にはかつて炭田があり、石炭を採掘していました。
そういった地域の記憶をこのテーブルに込めた仕上げです。
こちらは木片をビールストーンに入れた仕上げ。
細く線のように入っているのが木片です。
このお店の地域では杉が有名。
間伐材として伐採した杉を国産の割りばしにすることもあるらしく、そういった地域の取り組みを仕上げ材に込めています。
アクセントとして銅のチップも混ぜ込まれていて、光の角度でキラッと輝きます。
画面右側の銅紛がキラッとしています。
カウンターへの施工。
現場での仕上がりはこのようになりました。
こちらはお茶の葉を入れた仕上げ。
お茶の葉が入っているのも特殊なのですが、
洗い出しシートを使って、大きな玉石を壁面に埋め込んだ特徴的な仕上げです。
仕上がりはこのようになっています。
(お茶の葉入りで洗い出しシートを使用したビールストーン壁面)
渋谷ヒカリエのカドーナチュールというお店。
自然派のスイーツとお茶を扱うカフェでお店のテーマに合わせたお茶の葉を入れています。
こちらは以前のメールマガジンでもお伝えしていますので、
よろしければ、ご覧ください。
メールマガジン:まったく新しい研ぎ出しのデザイン 玉石洗い出しシートでの研ぎ出し
https://www.haradasakan.co.jp/magazine/magazine0620/
ビールストーンは左官工法で仕上げます。
このように塗って、研磨する仕上げなので、実に様々なオリジナル素材を入れることが出来ます。
ご紹介したスラグ、金属、木片、お茶の葉、玉石以外にもガラスなども入れることが出来ます。
こんな大きなガラスを入れることも出来ます。
色ガラスを散りばめることでポップな仕上がりにもできます。
オリジナル素材を入れるアイデアでビールストーンの可能性はまだまだ広がります。
あなたのアイデアで新しい意匠を作りませんか?
ビールストーン お客様と一緒に育てていく仕上げです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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