【施工事例】大面積 塗り版築丸の内オフィスビル
【施工事例】大面積 塗り版築丸の内オフィスビル
今回は塗り版築の大面積施工のご紹介です。
都市の隙間に生まれた公園「Slit Park YURAKUCHO」。
このエリアの新国際ビルに原田左官オリジナル仕上げ「塗り版築」を採用していただきました。
(Slit Park YURAKUCHO 新国際ビル正面エントランス 塗り版築壁)
「Slit Park YURAKUCHO」とは大手町・丸の内・有楽町の通称「大丸有エリア」に新しく生まれた都市型公園です。スリットのような細い路地と新国際ビルの共用部を含めた部分を指す新しいタイプの都市の憩いの空間です。
今回の特徴は大面積で施工してあること。
新国際ビルの吹き抜け部分2Fまでの高さの壁面を塗り版築で仕上げています。
こんな大面積も施工することができます。
今回の空間は公園の一部として成り立っています。
たくさんの植物や自然を感じさせる緑台などが多用される空間ということで、版築も自然に近い仕上がりにしてあります。
塗り版築も土壁として捉えられており、土を意識した仕上がりになっています。
この空間の見どころの一つはデジタルサイネージ。
版築壁に水が流れる様子をデジタル画面に流しています。
このデジタルサイネージは2Fまで達する高さです。
デジタルサイネージがハマる部分には塗り版築は施工せず、
我々の施工後、取り付けていただきました。
土に水、自然を感じる空間になっています。
塗り版築は自然素材100%ではありませんが、
この風合いから少しでも安らぎを感じていただければと思っております。
大面積の塗り版築のスケール感を動画でもご覧いただけます。
■動画:Slit Park YURAKUCHOのエントランスを塗り版築で施工【有限会社原田左官工業所】
角はRを取ってやさしく見せる仕上げに。
原田左官オリジナルの「塗り版築」は外部での施工も可能です。
外部使用も問題ない強度になっています。
今回の物件は雑誌「商店建築」の2023年6月号に一部掲載されています。
よろしければ記事と併せてご覧いただければと思います。
今回は大面積施工の塗り版築についてでした。
層の幅、色、ラインのゆらぎ、混ぜるものの工夫などでオリジナリティのある空間を作り出せる塗り版築。
様々な空間で採用例が増えています。
是非、あなたも自分だけの空間を作ってみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人
有限会社原田左官工業所代表の原田。
二級施工管理技士/左官基幹技能者/タイル検定二級。
(一社)日本左官業組合連合会監事及び青年部の副部長。
左官の講習会やワークショップを企画・開催し、左官の啓蒙活動を行っている。
建設業界のダイバーシティを推進し、女性の左官業界への参加の手助けや新しい人材の採用育成に力を入れている。
著書に「新たなプロの育て方」㈱クロスメディアマーケティング
「世界で一番やさしい左官」㈱エクスナレッジ
お問合せ先
有限会社原田左官工業所
113-0022 東京都文京区千駄木4-21-1
電話番号:03-3821-4969 FAX番号03-3824-3533
左官のミライ通信「Sakan Concierge(左官案内人)」
発行元:有限会社原田左官工業所・株式会社エイチアール
発行責任者:有限会社原田左官工業所 原田宗亮
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