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塗り壁の力
職人が壁ひとつひとつに魂を吹き込み作り上げられた壁はクロス(壁紙)には無い生命の宿る唯一の壁です。
原田左官工業所はこの塗り壁の可能性を信じ、常に新しい可能性に挑戦しながら前進しています。
塗り壁はあなたの住まいの価値を高め、プラスアルファの可能性を提供する「チカラ」のある建材です。
塗り壁の「チカラ」
■調湿効果
左官の壁には、珪藻土・漆喰や火山灰を使用したものや炭を使ったものがあり壁自身が呼吸をするため、その吸放湿効果が注目されています。湿度が適度に保たれるため、居心地のよい住環境を作り出します。
代表的な塗り壁材である漆喰は日本では平安時代から利用されるようなり、法隆寺、高松塚古墳、そして城郭等の歴史的建造物から民家に至るまで漆喰は利用されています。このことからも日本の風土に根付いた建材だと言えます。
古来より日本の住宅の押入れ・納戸の中は漆喰が利用されてきました。それは漆喰が持つ調湿性やカビの抑制等の効果があるからと言われています。
また、近年断熱性を重視するあまり、通気性が悪くなり空気の循環が阻害された結果、湿気による結露によりカビの発生も多くなっています。それらの状況にも調湿効果のある塗り壁は非常に効果があると言われています。
■ホルムアルデヒド吸着分解効果においの改善
近年、新居に転入したり、リフォームをした家に入居した人から目やのどの痛み、喘息のような症状を訴える人が急増しています。それらは「シックハウス症候群」と呼ばれています。それらの原因は主に建材から放出される化学物質であると言われています。
塗り壁の多くは天然素材から出来ていて、さらにシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着・分解する性能があると言われています。
最近では新しく産まれるお子様の為に塗り壁にして少しでも喘息やアレルギー症状のリスクを少なくするという方もいらっしゃいます。
また、塗り壁は生活臭、ペットの臭いをはじめ、タバコの臭いを低減する効果があります。 特にアンモニア臭に対しては強力な効果があると言われています。
その他にも吸音・遮音の効果や電磁波をシールドする効果や備長炭などを利用し遠赤外線効果もある塗り壁材も出ています。
■他にはない「唯一の壁」
当社自慢の職人がひとつひとつに魂を込めながら仕上げられる壁は他には無い唯一の壁です。同じ材料でも天気、温度、湿度、コテの動き、乾燥の度合いでまったく別の表情になります。クロスのように均一でどこを見ても同じ表情・パターンという壁ではありません。
近年、「プレミアム」と言う言葉がよく使用されるようになりました。塗り壁はクロスに比べて施工に時間がかかる為にどうしても高価になる傾向がありますが、左官職人の手によって作られたプラスアルファの機能を持つ塗り壁はまさにプレミアム品質です。
職人の命が宿る生きた壁の「チカラ」を是非体験していただければと思います。