在来左官工事

在来左官工事

温故知新。洗い出しから研ぎ出し等の伝統的な左官工事も大切にしています。

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金額は種類・状況により異なります。

洗い出し仕上げ

洗い出し仕上げ

大小様々な石(種石と呼びます)をモルタルと一緒に塗りつけてモルタルが固まる前に表面のモルタルだけ水で洗い流して石の表情を見せる仕上げです。
これら洗い出し仕上げは内外部の玄関などによく利用されます。写真のように様々な色の種石を利用する仕上げや黒や白の単色で仕上げる場合、そしてモルタルも通常のセメントを利用したり、様々な色に着色したセメントを利用して多種多様のバリエーションで施工することが可能です。
通常のモルタル仕上げよりも耐久性が強いことも特徴のひとつです。

研ぎ出し仕上げ

研ぎ出し仕上げ

洗い出し仕上げがモルタルと種石を塗りつけた後に水で洗い出す仕上げならば、こちらは研ぐ(削る)仕上げです。公園の滑り台や学校の水飲み場といえばイメージがわくかも知れません。昔は良く見た仕上げですが最近は手間がかかる仕上げの為にあまり見ることはなくなりましたが重厚な存在感とオーダーメイドのプレミアム感が根強い人気の仕上げです。

掻き落とし仕上げ

掻き落とし仕上げ

骨材を入れたモルタルなどの材料を塗り、一定時間が経過した後に鏝やブラシで掻き落とす仕上げです。骨材の大小や材料で多彩な表現になります。また最近ではモルタルに限らず、天然素材であるシラス(火山灰)を利用した掻き落しも人気です。

擬木仕上げ

擬木仕上げ

こんな仕上げも左官の仕事なんですと言う紹介を。
公園やガーデニングで見られる木の仕上げは昔から左官の仕事でした。木の表面、そして年輪の表情を鏝で一つ一つ仕上げていきます。熟練の職人技で近くで見てもわからない程の仕上がりになります。

施工実績

実際に施工された際の写真を紹介いたします。

リシン搔き落とし - 商業空間の壁面に施工

都内のあるショールームにリシン搔き落とし仕上げを施工しました。(原田左官セメントリシン搔き落とし仕上げ)今回は石が飛んで巣穴を見せるザックリした搔き落とし仕上げです。最近、この搔き落とし仕上げがリバイバルブームになりつつあります。粗目、おとなし目、表情はコントロールすることが出来ます。左官の昔からある仕上げ方法。現代に残していければと思っています。ご興味がある方、お問い合わせはこちらからお仕事に関するお問合せフォームhttps://www.haradasakan.co.jp/contact/works_form.php


洗い出し・櫛引仕上げ・タイル 文京区イタリアン店舗での施工例

洗い出し・櫛引仕上げ・タイル - 文京区イタリアン店舗での施工例

文京区 イタリアン洋食店と和の左官のコラボレーション。天然の土壁に洗い出し、そしてタイル。その他防水も手がけました。まさに原田左官が得意とする一貫した施工によるスピーディー&統一感のある仕上げが光る物件です。外壁部分。塗り壁の暖かさがとても美しいです。内壁部分。均一ではないくしびきが暖かさをより一層際立たせます。内部壁部分。照明が効果的にあたり土壁の雰囲気が際立ちます。エントランス部分。マットの廻りに洗い出しを施工しています。細かな部分に左官の美しさが光ります。トイレ部分。腰までタイルを施工しました。ボーダーのタイルは左官との相性がいいです。最初は純粋な土壁とイタリアンレストランの相性が疑問でしたが施工したら素晴らしいコラボレーションとなりました。 


施工実績

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